アダプトール2という、かつての昭和の優れもの

昨日に引き続き・・・タムロン35-70mm/F3.5を無印ニコンF2フォトミックに取り付けるべく、爪付のニコン用アダプトール2マウントを一日中探し回って、やっと(結局)梅田レンタルBOXキャビンで箱付、取説付を格安ゲット。
今更ながらこのアダプトール、各種とも全般に今、人気なのか品薄で、在庫があっても高値がついていて、やっと見つけたって感じです。家の中にはニコン用、オリンパス用、ペンタックスPK用がそれぞれ複数個転がっています。。。
もともとニコン爪付のアダプターも持っていたんだけど、いつの間にか売り払ってしまっていて再度購入という=馬鹿をいつもやっているダメなオヤジです。
かつては一世を風靡したアダプター。当時の私等学生やアマチュアには好評だったコムラーと双璧をなすレンズメーカーの意地のメカメカしたつくりの(未だに構造がどうなって各種カメラに一本のレンズがマウント交換だけで取り付けられるのかは謎ですが・・・)優れものです。←当時を知っている人は知っているしお世話にもなったと思うけど。
そしてまた、このニコンF2フォトミックの素晴らしい点は、「爪」さえあれば、どんな古いレンズでも半自動のガチャガチャで開放測光が可能という、ニコンの技術力のすごさ、拘り、精巧さ、半端じゃないところ。
(勿論AIなのでF3やFM3Aにもそのまんま取り付けられます。)
だけどこの爪付は無印フォトミック専用です=つまり絞り値直読式ではなく、内部の円盤に書かれた数値を反映させているため、爪があっても陰にもならず邪魔にもならずちゃんとはっきり絞り値が表示されます。凄い!
このガチャガチャ儀式が好きでわざわざフォトミックAではなく、無印のフォトミックを購入した(Aに引き続き2台です)という、やはり馬鹿なんです。。。
しっかし、このギアとカムが噛み合う音と感触、たまりませんなぁ~

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↓この爪のおかげでF2無印フォトミックもばりばり使える!
・・・といってもタムロンレンズは銘玉マクロ90mmF2.5(52BB)と24mmF2.5(01B)とこの35-70mmF3.5(17A)の3本だけだけど。どれも素晴らしい!
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