OM-2nから・・・ニコンF2フォトミックAへ 勘違いと言い訳

久しぶりにOM-2nを・・・と思って取り出し、空シャッターを切ってみる。あれ??どのシャッタースピードも同じSSスピードのような音・・・あれれ??OM2は画期的な(革新的な)シャッター幕にランダム模様を施して、正にシ
ャッターが切れる直前の露出を算出し、SSを調整する機構なのだが(これは一説にはミノルタの特許とか・・・でも製品化したのはOM2が早く、ミノルタはCLEでやっとこさの搭載製品化だった)これがいかれたのか・・・いわゆ
る電子シャッターはちゃんと作動すれば至極便利なものだけど、基盤とか電磁ガバナーとかがいかれるともうゴミでしかない。パーツがあればいいのだけどもう40年ほどまえの代物だけにガックリ。
やっぱりカメラは機械式シャッターだなぁ・・・とOM-1nに変えて街に出る。
しかしOM2、修理ができたとしてもまた不安だなぁ~
マイクロニッコール55mmF3.5購入を機会に・・・F、F3(こいつは電子シャッターだけどニコンは頑丈だし修理もまだまだOKだし)に続いて完全機械式マニュアルの頂点(といわれている)F2を中古店でちらほら・・・ネットで見るとフォトミックファインダー(標準)で2~4万円ほど。アイレベルファインダーは何故か高騰していて7~8万円!うーむ、メカニカル一眼がカメラ女子に人気だとか。
と思いつつ、やっぱり機械は頑丈でないと・・・と思いつつ足は行きつけの中古カメラ店へ。
見つけちゃったぞ!ニコンF2フォトミックAのブラック。これやな。1年保証付で3枚ほど。まぁまぁ安いな。外観も綺麗だし、モルト交換済みでファインダー腐食もなさそうだし、シャッターもそれなりにシャキンとやや甲高くはあるが速度変化しているような音。露出計も精度は不明ながら今のところちゃんと動いているし。
最初の無印フォトミックは例のガチャガチャ儀式が必要だけど、ファインダー内表示の針はこちらのほうが好みだけど。(特に絞り値表示がはっきりしてる)でも、手持ちのニッコールのAiの爪はずしてるレンズもあるし。。。またつければいいけど。。。
と悩みつつ、LEDじゃない指針がゆっくり動くAタイプ(SPDじゃなくCdsだけど)がいいかな、やっぱり。ちょうど40年前の1977年版。よしこれにしようっとまたまたほとんど衝動買い。
家に帰ってあちこち触りまくる^^。ボディ単体で実測805グラム。金属の塊。これがたまらん!今までで一番重い。XEより重い。一応ストロボもちゃんと発光するし。またシャッターがいかにも切れてるって感じで丈夫そう。やっぱニコンやなぁ・・・

そして翌日(今日なんだけど)ハッと気づいた!(遅い!)
待てよ、OM2って電源レバーがOFFの時でも確か1/30ほどでシャッターが切れる構造だったのは、あれはこのOM2じゃなかったかしらん。電源OFFにしていてもカメラバッグの中で不用意にシャッターが切れても(またレバーがOFFのままうっかりシャッターを切っても)露出オーバーによる長時間露出などで電池消費をなくすという優れた設計だったはず・・・米谷天才エンジニア設計、さすが!と感心したものだったが。と思って電源レバーをマニュアルにして1秒を切る=ちゃんと1秒じゃん!
1/2秒を切る=ちゃんと1/2秒じゃん!多分。
なぁーんだ、しばらく使わないと忘れちゃうなぁ。でも良かった。オリンパスさんごめんなさい。疑ったりして。チタンじゃないOM3どこかにないかなぁ^^

というわけで、言い訳尽くしのNikonFシリーズトリオ揃いました。

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