アナログ

つくづく・・・アナログ世代なんだと思ってしまう。カメラのメーターもデジタルで○△×(実際にはLED点滅だけど)よりもメーター指針が振れるほうが安心する。テスターもデジタルは正確に数値を表示するんだけど、メーターが振れて微妙に数値の間を読むほうが安心する。
思えばこの50年ほどで世の中は随分便利にデジタル化した。しかし・・・バイクもクルマも時計もカメラもみんな「電化製品」となって荒削りな面白みのある「機械」は激減してしまったような。
今では知っている人もめっきり少なくなってしまった「死語」・・・今なら当たり前な・・・
バイクなら、「テレスコピックオレオフォーク(通称テレスコ)」とか、「巻き取り式」アクセルワイヤーとか、「ツーリーディング式ドラムブレーキ」とか「ボールエンド」のクラッチ&ブレーキレバーとか・・・
クルマなら「オートキャンセル方向指示器」とか「メッキバンパー」とか「フェンダーミラー」とか「チョークを引く」とか「ツインキャブ」とか「フルシンクロメッシュ」とか「ド・ディオン・アクスル」とか・・・
カメラなら「TTL(スルー・ザ・レンズ)」とか「EE(エレクトリック・アイ」とか「セレン/Cds露出計」とか「分割巻上げ」とか・・・
あー懐かしくなってきたなぁ・・・でも懐古趣味は認知症予防になるとか(笑)
追記)その昔、バイクは「フライホイールマグネトー」で点火からヘッドライト、ウインカーなどの電源を賄っていた。つまり、バッテリー=電池がなくてもガソリンがあればバイクは動いたんです。便利なデジカメとセレン露出計内蔵のフィルムカメラとよく似ている。←これが書きたかったのです。